あそぼう!学ぼう!サマーキャンプ!(子どもたちにとびっきり楽しい夏休みを!)と題して、下記のような楽しいキャンプが開催されました。
いつ → 8月19日(金)~21日(日)どこで→OutdoorParK前森高原だれが→蛇田小学校の子どもと保護者40名程度
だれと → ハート・オブ・ゴールドスタッフ、臨床心理士、学生ボランティア(筑波大学体操部)のお兄さん&お姉さん
何を → ひたすら、あそぶ!!!
今回のキャンプは、大震災、津波に襲われ一瞬のうちに昨日までの生活が消えてしまった子ども達に、思いっきり楽しい時間を過ごしてもらえたら、という目的で企画しました。
震災後も、空き地には仮設住宅が建ちならび、それまでの町で当たり前だったことが出来なくなっている現状、きれいな空気、きれいな水、広々とした高原で、自由に思う存分遊びまわってもらいたいと前森高原が選ばれました。天然の豊かな湧水、緑深い広々とした高原、いろいろな動物たちとの触れ合い、体験学習、何よりも温かな高原のスタッフの皆様の協力で充実した時間が過ごせました。
そして、このキャンプの成功は、つくば大学体操部のお兄さん、お姉さんが2泊3日、各学年のリーダーとして子ども達と一緒に食べたり、遊んだり、そして何よりも愛(いと)おしんで下さったことです。毎食事前の宙返りなどのパフォーマンス、思いっきり一緒に遊んでくれるあこがれのお兄さん、お姉さんはこのキャンプを「夏の日の思い出」として、忘れられないものにしたようです。子どもたちの感想に「筑波大学に行って、体操部に入りたい」と書いていた子が、何人もいました。
参加された保護者の皆様も、大変な毎日から少し距離を置いて、子どもたちの笑顔を見ながら、しばし、ゆっくりとした時間を過ごしていただいたようです。キャンプの後で、子どもたちの気持ち不安、心身の不調)が和らいで、笑顔が多くなったとの感想が寄せられたことは、HGとしてもうれしい限りでした。
HGとして、今後も子ども達の「遊ぶ権利」を守りつつ、計画していきたいと思います。

遊びをせんとや生れけむ
戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声きけば
我が身さえこそ動(ゆる)がるれ
『梁塵秘抄』より)