本号から「ボランティアリレー」と題し、HGの活動を支えてくださっているボランティアの方のメッセージを掲載することと致しました。
初回は、事務局ボランティアスタッフの「佐藤先生」です。手作りの美味しい差し入れもたくさんいただいています。いつもありがとうございます!

「ボランティアと私」佐藤昌子
私にとってボランティアの原点は「恩返し」です。世の中が20世紀から21世紀に変わろうとしていた頃、私自身も半世紀生きてきて、数えきれないほど多くの人々の支えで過ごしてきたことに感謝し、その感謝の気持ちを何らかの形でお返ししたいと思うようになりました。ちょうどそんな時、2000年2月に当時の外務省の「健康教育プロジェクト」の員に加えていただきネパールでの活動に参加したのをきっかけに、その後、2001年7月にハート・オブ・ゴールドからカンボジアの子どもたちにセラピストとして関わらせていただきました。その後も何度かカンボジアを訪問し、仲間に呼びかけて集めたカンパを持参し井戸掘りのお手伝いをしたこともありました。
途上国を訪問し、私が思ったことは「平和の大切さ」と「教育の重要性」でした。HGの活動にも通じるものがあり感銘を受けました。
そこで、定年退職後、事務所で簡単な作業をお手伝いさせていただくようになり10年近くになります。
現在、HGのお手伝いをさせていただいていることが、私自身の生活に刺激を貰い「元気の源」となり、念願の「恩返し」もでき、途上国の課題である「平和の堅持と教育の推進」の一端を担っていることにもなるなぁ~と改めて思っています。そして、もっともっと多くの人と一緒にお手伝いできれば嬉しいなぁ~と思っています。