今年はカンボジアと日本の友好60周年という記念すべき年にあたります。
その中で、両国が初めてスポーツを通じ、人々の生きる力を育てる架け橋となったのがこのマラソン大会です。当時、内戦で荒れていたカンボジアに平和を願い、お互いに知恵と想いを出し合いながら、ないものを補いあってきました。そして18年、主たるオーガナイズをさせていただいていたハート・オブ・ゴールドも技術面、運営面においていちじるしく成長されたカンボジア現地の方々に、そのオーガナイズ全てを移譲できる時期を迎えました。これほどうれしいことはありません。
皆様のご協力・ご尽力に心からの感謝と敬意を表したいと思います。
どうかこれからも、このマラソン大会が、末永く多くの方々に愛され、大切にされ、カンボジアの平和と誇りを持てる大会として、益々発展されますように祈念し、スポーツを通した世界中の平和の象徴となりますよう、心より願っています。
(AWHM前夜祭でのメッセージより)