5人兄弟の長女として、バンティアスレイで生まれました。両親はとても貧しく、私は兄弟の世話をするため学校にはほとんど行けませんでした。時々、弟や妹を連れて学校を見に行ったこともありました。12才の時NCCCに入ることができて、毎日ご飯が食べられ、学校に行って勉強ができることが、とてもうれしかったです。
チェイ小学校・タイショウ中学校では成績が下がると悔しいので、欠席も遅刻もなしで、夜も勉強しました。中学3年生の卒業試験は1番になれました。日本語が上手になれば日本に留学できると知って、どうしても留学したいと思い日本語もがんばりました。
日本の学校は部活や体育祭、文化祭など楽しい行事がたくさんあります。また、家族や先生、友達にお祝いされる入学式や卒業式があり、感動しました。カンボジアは家族が学校に来ることはほとんどありません。8月で留学が終わりますが、帰ったら、勉強と日本語をがんばって、また日本に来たいと思っています。チャンスがあれば、がんばることはできます。
留学のチャンスをくださった、学芸館高校とHG、ハートペアレントの方々に心から感謝いたします。これからも応援してください。
*詳細はHPのニット日記をご覧ください。9月からはロッ・スライホムが留学してきます。留学里親さんを募集中です。