「国際ボランテイアの理念と実際」という授業をとり「NGOフィールド体験カンボジア・スタディツアー」に参加し、カンボジアに行くことができて、本当に良かったと思っている。
自分の中で一番印象に残った出来事は、スナダイ・クマエでの交流プログラムである。これは実際カンボジアに足を踏み入れる前から、ツアーに参加するメンバーたちと、現地でどのようなことをするかなど、さまざまな計画を立て、準備をしていたため、特に印象深いものであった。またカンボジアに来て、本当の意昧でボランテイア体験することのできる唯一のものであったという理由からでもある。この孤児院で子どもたちが私たちと次第に打ち解けていき、子どもたちの笑顔を何度も見ることができたのが最高にうれしかった。事前に計画をしていたことが、子どもたちにすべて受け入れてもらうことができて、本当にここに来てボランティア体験することの意昧があったと思う。
このカンボジア・スタディツアーから学んだことは数しれない。虐殺現場や強制収容所跡地では、過去のカンボジアの状況を知ることになり、義足センターや、ゴミ集積場、母子衛生教育、地域医療支援の現場では、今のカンボジアの現状を実際に見ることもできた。また、それぞれの場所で、さまざまな分野で活躍している方々にもお話をうかがうこともでき、今後のボランテイア活動のあり方や、ボランティアをすることの意義を学ぶことになった。
カンボジアで実際に得たもの、見てきたものを胸に抱いて、一年後、再びカンボジアに行ったとき、もっと多くの人々と交流することができ、ボランティア体験がより充実したものになるよう、これから自分なりにがんばっていくつもりである。(ノートルダム清心女子大学Y.F)