11月4日(木)にカンボジアのチェイ小学校日本語教室の檜尾先生が本校に来て下さいました。カンボジアの自立に向けて今できることは何か?形だけの支援では相手に対して失礼になることは分かっています。中身のある支援や交流をしたいということでお話をしていただきました。
カンボジアで将来の職業のことを考えて学習している子どもたちの写真が次々と映しだされると牧石の子どもたちも熱心に見入っていました。自分たちと同じ年の子どもたちの迫力を感じ取った子もいました。家の仕事を手伝う子どもたちの姿も印象的でした。水くみ、薪集めを自分の仕事としてしっかリやっている様子は家族というものを考えさせられました。日本語教室の子どもたちが書いた手紙や絵を牧石の子どもたちが目にしたとき、そのレベルの高さに驚いていました。「うわ、自分たちよリうまい」という声があちこちで聞かれました。確かに丁寧で文章もしっかりしていました。牧石の子どもたちはこれから取リ組んでいく交流の中で表現力や礼儀を学んでいくことでしょう。
今、カンポジアで暮らす子どもたちが望んでいるのは何かを知ること、そして自分たちにできることを実践すること。支援については自分たちが欲しいと思えるようなものを集めて送ること。いろいろお話から学びました。相手のことを可哀想だと思って何かをしてあげるのではなく、相手と同じ目線になって共に歩んでいくことの大切さを感じ取った2時間でした。
現在、自分たちのことを伝えるために調べたリ、作ったりしています。まだまだ分かリやすさという点では問題はあリますが徐々に良くなっていくことでしょう。これからが楽しみです。