「学校のまわリのことを教えてあげよう。」「今やっている遊びを教えてあげよう。」まだ顔さえも知らないカンボジアの友達への手紙を考える北房町立中津井小学校6年生17名。今年度、(財)岡山県国際交流協会とHOGの協力をいただき、カンボジアのチェイ小学校の日本語教室と交流をもつことができるようになリました。まずは、学校の様子、遊び、漢字について、グループごとに写真や簡単な日本語で手紙を書きました。相手にいかにわかってもらえるかということに一番苦労していました。その後、カンポジアのことについて図鑑、インターネットで調べました。人口、気候、言葉、歴史をはじめ、地雷の思題、識字率の問題、寿命の問題などさまざまなテーマを調べていきました。
そして、11月11日に桧尾睦先生を講師に迎え、カンボジアの子供達の様子、HOGの活動についての話を聞かせていただきました。桧尾先生は、たくさんの現地の写真を見せながら、カンポジアでの生活の様子や学校の様子を紹介してくださいました。子ども達の感想には次のようなものもあリました。桧尾先生が「日本の人とカンボジアの人とどっちが本気で生きとるんか?ということを最近よく思う」って言われていたのがわかる気がする。
11月28日、学芸会。「アンコールワット国際ハーフマラソン」に何か協力はできないかと考え、収益金を活動に役立ててもらうためにバザーを行いました。各家庭で作ってきたクッキー、花の苗を販売しました。保護者や地域の方に協力を呼びかけました。
今後、ハーフマラソンの報告や参加された学生ボランティアの方の話を聞かせていただく予定です。そして、子ども達が何よリも楽しみにしているのはチェイ小学校の友達との交流です。