今回10回目のスタデーツアーに参加する事ができ本当に感謝しています。このツアーは僕の16年間の人生の中で、とても影響力の強いものとなりました。一番印象に残っていることは、僕と同い年の子と二人仲良くなることができたことです。
 一人は、二日目のウォーキングのときに一緒に歩いた子。その子は日本人と話しているかと思うほど日本語を話し慣れているようで、積極的に日本について質問をしてきた。同い年らしく学校での流行や友達について等だったが、僕もその子と様々な共過点をもつことができたし、文通をすることになったので、これからもその子との関係が続くと考えると知リ合うことができて良かったと思う。
 もう一人は、四日目のスポーツ祭典で、お互い簡単な英語で会話を交わし一緒にスポーツを楽しむことによって最後には行動をともにするほどに仲が深まっていた。
 しかし、仲の良い友達はできたものの、コミュニケーションが十分にできないということを痛感した。
 ハーフマラソンを走り終えた時のすがすがしい気持ち、スポーツを通してカンボジアの人逹に触れられたこと、有森さんのあいさつの中で、勇気と希望を与えるというのは、カンボジアの人達にではなく、そこにあつまった人1人1人にである、という言葉があった。僕は改めてこのツアーの持つ意味、子ども達の平和な未来を思った。たくさんの人と同じ気持ちを分かち合えたという連帯感、達成感、この経験を次の夢につなげたい。
 待っていてくれきっとまた君達に会いに行くから…