学生ボランティア国際大会が、8月27日・28日、兵庫県淡路市・淡路夢舞台国際会議場で開かれた。(実行委国会主催、兵庫県、神戸市、産経新聞社、産経新聞厚生文化事業団共催)
 阪神大震災の復興支援を機に高まった学生ポランティアの役割を見つめ直し、新たなるネットワークづくリに結び付ける震災十周年記念事業で、「私にとってのポランティアとは」と題する有森裕子代表理事、大阪ポランティア教会事務局長早瀬昇氏の記念対談が行われた。
 カンボジアから、HGCYA(HeartsofGoldCambodianYouthAmbassador)の2名を招聘、参加報告を寄せてもらった。

 ケオ・ソ・チェトラさん&プルム・ヴィルンさん
8月27日 この日は、国際ポランティア会議で有森さんの記念対談。太鼓踊りがあリ、私たちも参加し親睦を深めた。午後4時に会議が終わり、その後有森さんがよりカンボジアの現状を知ってもらうためにアンコールワットでの活動を会議参加者に語った。この日の会議では、年齢や国籍関係なくコミュニケーションをとっている姿を見て、私は「ボランティア」という言葉の意味をより理解することが出来た。
8月28日 今日は朝から、カンボジア、マレーシア、ベトナムでボランティアをしていたグループが、それぞれの体験や感想を発表し、お互いに意見を交換した。午後は、様々なグループが、集まり、知識を交換したり、意見を交換したりとより円滑にボランティアが出来るように議論をした。
8月29日 富士山に登ると、自然の美しさに感動した。夏にもかかわらず、富士山に登ると、とても寒いことに驚いた。
8月30日 岡山県庁訪問。岡山県立図書館を見学。
8月31日 三菱自動車工場ほかの見学。
9月1日午前に旭川荘を見学、岡山外語学院に向かった。この学校では、様々な国の留学生が日本語を勉強していた。
9月2日 2つの小学校で、日本の子ども達と交流した。自己紹介をしてから、様々な質問を受けた。その後、カンポジアで子どもがよく遊んでいるゲームで日本の子ども達と遊んだ。また、カンポジアの歌を歌ったリ、その歌の意味を説明したりと時間は短かったのだが、大変楽しかった。最後に、カンボジアの国旗とおもちゃ、お菓子をプレゼントし記念写真を撮って、子どもたちと別れた。
夕方、RSKテレビ出演。
今回の日本見学と国際ボランティア会議に参加して、ボランティアの意味を理解することが出来たし、日本について本当に勉強になったと思っている。話し合いや、助け合い、努力することは自分からすることであリ、他者からしてもらうことではない。これに気をつければ、自分自身を改善していくことが出来るのである。