HGむつみ日本語教室の松尾先生とHGASIAの高道が出席しました。
 5月29日、バンテアイスレイの数キロ・手前にあるソカーさんのお宅では、早朝からお祝いの方々が訪れていて、6時30分にはハエット・チコムモーン(花婿行列)が始まりました。
 これは花婿からのお土産(豚の頭やフルーツ、野菜、ビールなど)を、参列者が手に持って、花嫁の家まで行列になっていくという儀式です。そのお土産を手に会場に入り座ると、結婚式の進行の方々が面白おかしく掛け合いをしながら、参列者からお土産の品を少しずつ集め、花嫁の代理のような形で花嫁の両親に手渡します。
 その後おかゆが振る舞われ、8時からチョムナンダイ(婚礼の儀)が行われました。これは花嫁花婿の手首に親族や参列者が赤い糸を結んでいく義式で、そのときにお祝い金を一緒に渡します。(この間1時間ほど?、花嫁花婿はずっと前かがみの状態で待っていなければならず、きつそうです。)
 11時に披露宴が始まり、松尾先生が有森代表からのメッセージをクメール語で,読み上げ、ソカーさんは非常に喜ばれて、とてもよいメッセージだと何度ももお礼(日本語とクメール語)をおっしゃっていました。
ソカーさんはきれいにお化粧されていて、幸せそうでした普段無口な花婿のオゥンさんも終始笑領で、また気遣いもでき、若いながらも頼もしさを感じました。お幸せに!