2007年度の主な活動は、先に完成した指祁要領を元に、教師用指導,りの作成を支援することでした。
 資料収集や人材育成といった基盤整備とメンバーの理解度を重視したスケジュール管理を行なったことが功を奏し、教育省の担当者が指導要領、指導書を作成する全行程を手がけたため、彼らにとって大きな自身につながったと思われます。
具体的な活動としては、①体力測定(PIT)の実施及び測定結果の回収。PFTを本事業の拠点校で継続的に実施するための年間行事管理者(統計相当)の訓練実施。②教師用指導書に必要な"保健/体育科理論"、"年間指導計画、単元計画、指導案"、"教材案と指導のポイント"を作成するための各草案及び最終草案の作成。③指導書協議会の開催とモデル校の選定。④モデル校に対する"簡易スポーツ施設の設置"と拠点校体育教員に対する"指導書を使った授業の実務講習会(指導書合同指導会)"の開催、⑤拠点校での教師用指導書を活用した保健体育授業の実施、などが挙げられます。
今後は、指導書を使った授業を導入している拠点校の巡回フォローアップ指導と実態調査、そして、必要に応じた指導書案の改訂を行うことになります。また、最終的には、指導書案を使用した授業の効果と今後の方向性などを示唆した提言書を作成し、教育省の担当事務次官に提出する予定です。