2013年1月26日(土)、カンボジアのプノンペンにあるKB All Sport Clubにて、第1回目となるハート・オブ・ゴールド・カップ 2013をカンボジアの地方の小学生を対象に開催しました。

今回の大会目的は、ハート・オブ・ゴールドが普及活動を行っている小学校体育科教育において、最も人気のあるサッカー大会を開催することにより、今後の体育科教育を促進するとともに、地方の子供たちが首都に来て、サッカーをするという機会を与えることでした。

Pic of all

カンボジアの地方5州とプノンペンから約100人の子供たちが参加しました。

大会には地方5州(バッタンバン州、シェムリアップ州、シアヌークビル州、クラチェ州、スヴァイリエン州)からそれぞれ15名ずつ、また、プノンペンから22名の計約100名の子供たちが参加し、暑さの厳しい中、午前、午後を通して、予選、順位決定戦が行われ、見事プノンペンチームが優勝しました。

本大会の試合球には日本の小学校からの支援によるメッセージ入りのボールが使用されました。また、日本の小学校を含む、支援者の方々からの支援により、1位から6位のチームすべてにボールやユニフォームを商品として送ることができました。この場をお借りして、ご支援いただいた皆様には深く感謝を申し上げたいと思います。

Pic of exhibition

体育科教育普及状況の写真と共に、日本から頂いたサッカーボールの写真も掲示し、メッセージの内容をカンボジア語訳をつけて掲示しました。

また、大会中、JICAの青年海外協力隊、シニア海外ボランティア、NGO、カンボジアでプレーする日本人サッカー選手からの協力もあり、サッカークリニックや、けがをした際の対処方法、モデル体育授業等を開催することができました。

ハート・オブ・ゴールドは今後も教育省、サッカー協会等とも協力の元、第2回目の開催も視野に入れており、競技種目としても、サッカーのみならず学校体育教育に入れられている陸上、リズム体操、器械体操、バスケットボール及びバレーボールにも波及が及ぶことを目指しています。

Pic of game

試合中はみんな真剣勝負!ルールを詳しく分からなかった子供たちも今回大会に参加したことでいろいろと経験できました。

Pic for shoes

バッタンバンの子供たちはスパイクがありませんでした。日本からの支援で頂いたスパイクを貸し出すことで、大きなけがもなく、大会を終了することができました。