(1)コンサルテーション・ミーティング

9月2-4日にかけてプノンペンにて開催しました。

今回は筑波大学から岡出教授を招き、3日間にわたり体育の重要性を参加型ワークショップにて実施していただきました。

今回はJICA草の根技術協力プロジェクトの対象州15州の州・郡教育局の職員、13州(2州はないため)教員養成校の校長先生や先生たち及び教育省のナショナル・トレーナーの合計69名が参加し、現状の問題点やタイムマネジメント、体育授業の省察の仕方まで幅広い範囲の内容がカバーされました。

ワークショップには青年海外協力隊の方々や大学生の方々もオブザーバーとして参加し、かなりの注目を集めるワークショップとなりました。

Consultation Meeting

岡出教授は参加者の意見を積極的に引き出してくれました。

(2)タケオ州体育ワークショップ

9月9日から14日にタケオ州に行き、タケオ州の教員25名、プレイヴェン州の教員26名、タケオ州、プレイヴェン州及びスヴァイリエン州の州教育局の方々の合計59名を対象とした新体育のワークショップを開催しました。

このワークショップは前事業で新体育を実施しているスヴァイリエン州の教員6名を、今回のプロジェクトで取り入れている地域のトレーナー(Regional Trainer:RT)のとし、先生から先生に教えるという形式で実施しました。

実際の教育現場で働いている方々から教わることにより、より実際の授業に近い形で模擬授業を実施していただきました。

なお、今回のワークショップにはHGの専門家である千葉先生にもご参加いただき、授業へのコメントや体力測定の取り方等の指導をいただきました。

PE Workshop in TKO

ワークショップの最初には体育のコンセプトについて東南アジア事務所の西山から説明しました。

Class of RT

地域のトレーナー(RT)としてスヴァイリエン州の先生がタケオ州、プレイヴェン州の先生たちに模擬授業を実施しました。