あけましておめでとうございます。

ハート・オブ・ゴールド(HG)東南アジア事務所長の西山です。

2014年第1回目は体育科教育普及事業の2番目の地域(ラタナキリ州、ストゥントレン州)への出張の報告についてです。

ラタナキリ州、ストゥントレン州はカンボジアではプノンペンから一番遠い地域になります。車でなんとラタナキリまで12時間、ストゥントレンまで9時間半です。。。

今回はそれら2州で11校の学校を視察し、対象4校を選んできました。

選ぶ基準としては、校長・教頭先生のマネジメント、学校の時間割やシラバス等の実施状況、施設・設備・環境、教員の体育に対する理解と技術、関係者間の人間関係等を調査してきました。

教育省の担当官を2チームに、HGから1チームを作り、評価表にしたがって評価、得点を参考に協議の末4校を選びました。

  1. サムデック・クラム・プラ・ラナリット小学校(ラタナキリ)
  2. ブー・トング・テス・アンロン小学校(ラタナキリ)
  3. フンセン・バチョング小学校(ストゥントレン)
  4. アヌワット小学校(ストゥントレン)

今回は少数民族の方がいたり、ラオス国境と近い為ラオ族の方が多く居住していたりすることもあり、教育省主導の体育科教育を普及していくには難しさと興味深い事項が多くありました。

これから半年かけてこれら4つの小学校に1州の教員養成校を加えた5校を対象に新らしい体育を普及していきます。

今年も現地カンボジアの状況をいろいろ発信していきますので、どうぞよろしくお願いします!

Core-School Selection RNK & STR

今回の拠点校選出を実施した8人のチームです(教育省担当官6名、ハート・オブ・ゴールド2名)

RNK Hun Sen Pun Thmey

今回視察した11校の全ての学校では未だに古いラジオ体操のような体育が行われているか、体育の授業するら実施されていないと言う状況でした。

子供たちが体育を通じて「態度」、「知識」、「技術」、「協調性」を身につけることができる、それをハート・オブ・ゴールドは教育省と一緒に実現させていきます。

子供たちが体育を通じて「態度」、「知識」、「技術」、「協調性」を身につけることができる、それをハート・オブ・ゴールドは教育省と一緒に実現させていきます。