第19回アンコールワット国際ハーフマラソン(以下、AWHM)が、2014年12月7日(日)79の国と地域から8,271名の参加者(過去最多)を迎え開催されました。
有森代表、森脇健児さんをはじめ、日本からもたくさんのランナーが参加し、車いす、21km、義手義足、10km、3kmのカテゴリーに分かれてスタートしました。
オリンピック委員会を中心とする実行委員会も3kmのコースを変更する等、いろいろと工夫をしていました。有森代表もプラカードを持って大声を出しランナーを誘導するなど、世界中からのランナーがより楽しく快適に走れるよう気を配っていました。
また、今大会では、HG福島クラブ会員の全盲のランナー星純平さん(伴走:加藤将士さん)が、1時間25分43秒という記録で、21km全体の中で7位に入賞するという大記録を達成されました。星さんが走っている途中、オランダのランナーが水を差し出してくれたというエピソードもあり、AWHMが障がい者も一緒に楽しめる大会として、また1歩成長できたのではないかと感じます。
ハート・オブ・ゴールド(以下、HG)のスタディツアーとして日本から25名が12月4日からカンボジアを訪れました。有森代表を含む全員での交流パーティー、エイズ撲滅の願いを込めたウォーキングイベント、HGが運営しているニュー・チャイルド・ケア・センターを訪問して子ども達と交流、ランナー対象のランニングクリニック・コースチェックや小学校の体育科教育普及事業OICA草の根技術支援)の視察、地雷博物館見学、AWHM参加等に5日間・6日間コースに分かれて参加しました。AWHMは来年で20回目という記念の年を迎えます。主催者側も日本とカンボジアの絆としての大会にするよう盛り上げていきたいということですので、皆さんも是非ご参加ください。