岡山ロータリークラブ様から、2014年度は「子ども・命・水」に気持ちを込めて活動したいとのお話がHGに寄せられました。HGは小学校体育科教育を進めていますが、カンボジアでは飲用に適した水がないため、従来から小学校に浄水器を設懺したいとの思いがあり、小学校への浄水器設岡事業が始まりました。2014年9月、カンボジアのシェムリアップ州にあるチェイ小学校に、安全な飲み水を提供するための浄水器と水飲み場を設憤しました。多くのカンボジアの小学校と同様に、チェイ小学校にも井戸があり、トイレや手洗い用に井戸水を利用していますが、その水はそのまま飲めるような衛生状態ではありません。そこで井戸水を浄水器(アメリカ製)で浄化することで、子ども達は安全な水を思う存分に飲めるようになりました。カンボジアは一年中暑い気候なので、運動の後にはどうしても喉が渇きます。今までは家から水筒に水を入れて持ってくるか、売店で売っている水を買うしかありませんでしたが、これからは思う存分に学校で水を飲めるようになりました。浄水器のフィルタは、学校の先生達が毎日チェックし、汚れがあれば洗浄して、安全な水が提供されるように監視しています。
HGでは体育の普及活動を後押しするために、浄水器や水飲み場の設附を今後も進めていく予定です。12月にはチェイ小学校に続いて、スバイリエン州のピートゥヌー小学校にも設附しています。