活動理由
カンボジア教育・青年・スポーツ省(以下、MoEYS)と認定NPO/NGOハート・オブ・ゴールド(以下、HG)は、2006年よりカンボジアの小学校体育科教育普及事業を実施している。サッカー大会を通じて、体育の授業で学んだ成果を発揮する場を15州の子ども達に提供すると共に、子ども達がプノンペンに来ていろいろな人に出会い、学べる場を提供するために本サッカートーナメントを開催している。またサッカーを通して子ども達に夢を与える。
本年度の活動概要
【2015年2月7日】開会式及びグループリーグ
開会式:HG東南アジア事務所長西山直樹、Army FCの太田敬人選手、MoEYS事務次官舗のBOU Chumserey氏。クメール体操の準備体操写真撮影、ルール説明、グループ分けを実施。
グループリーグ:
MoEYS及びHGが新体育を普及する15州の小学校の生徒+プノンペン州チーム(GFA SORIYA)の生徒が4つのグループに分かれ、グループリーグを実施。
グループ I:スヴァイリエン州,タケオ州,ラタナキリ州,プノンペン(GFA Soriya)
グループIII:カンポット州,シェムリアップ州,プレイヴェン州,シアヌークビル州
グループIV:ストゥントレン州、バッタンバン州、コッコン州、クラチェ州
スヴァイリエン、プノンペン、バンテアイミンチェイ、コンポンチュナン、カンポット、シアヌークビル、コッコン、クラチェの8チームが2日目の決勝トーナメントに進出。
*試合後は全員でごみ拾いをし、会場をきれいにした後解散。
【2015年2月8日】決勝トーナメント及び閉会式
決勝トーナメント:(1)スヴァイリエン州、(2)バンテアイミンチェイ州、(3)カンポット州、(4)コッコン州、(5)プノンペン、(6)コンポンチュナン州、(7)シアヌークビル州、(8)クラチェ州
順位: 1位:コッコン州、2位:プノンペン、3位:スヴァイリエン州、4位:クラチェ州
閉会式: UEDA Coffeeより優勝チームに対し、コーヒーが提供された。試合結果を報告した後、5-8位、4位、3位、2位、1位の順で中古・新品ボール、ユニフォーム、短パン等を授与。授与者にはMoEYS関係者、ヤマハモーターズ様、Army FCの太田選手、CONY、ジャパンハート、審判代表者、MoEYS事務次官補のBOU Chumserey氏。
閉会式終了後に全員で写真撮影。閉会式後にごみ拾い。
特記事項
- 今回試合中のケガ、病気等に対応する為、NPO Japan Heartが日本人医師を含む計5名体制で常駐。大会当日に腕を骨折した子がいたため病院に搬送した。以後、経過を観察している。
- 大会期間中、UEDA Coffeeがコーヒー及びオレンジジュースの移動販売を実施。
- 大会2日目にCentury 21より参加者全員にコーヒーが提供された。
- 大会2日目、9:00-10:00の間にGFA Soriyaがサッカークリニックを実施。
- 最優秀選手賞としてArmy FCの太田選手より閉会式でコッコンの子供にユニフォームが授与された。
- 今回大会顧問を務めていただいた河野通博氏の協力により、宮崎県串間市や日南市の方々から寄付を募っていただいた。日南市の榎原中学校からはサッカーボールの寄付もいただき、大会期間中サッカーボールや写真の展示でHGの活動や日本の子供たちからのメッセージを紹介。
- 大会初日にはレアクスマイカンボジア(新聞社)、バイヨンTVのメディアも出席し教育省事務次官補へのインタビューを実施した。
次年度の実施計画
2015年度中に第4回カンボジア・ジュニア・サッカー大会を開催予定。具体的な参加時期、参加州等は未定。
支援・協力団体
富士ハウジング㈱, Ikka Akinari & Eri, Yamaha Motor Cambodia Co., Ltd., Krotma Tours, NPO Japan Heart, GFA Soriya, Café a and Bar CONY, Kurata Pepper, Ueda Coffee, Jin Grilled Beef Restaurant, モンキーズSC, エイコ―スポーツ, モルテン