先日はプレアビヒア州に体育授業のモニタリングに行ってきました。
10月始め、私たちは教育省の担当官と共に体育のワークショップを行い、そして今回は先生方がきちんと体育の授業を行えているかのモニタリングです。

学校に行ってみると、「学校が始まったばかりでまだきちんと授業が行えていない、年間計画も時間割もできていない」ということでした。カンボジアでは今年は11月から新学期で新一年生と思われる小さな生徒が母親に連れられて教室に入るのをたくさん見かけました。
日本では新学期が始まる前に準備することは当たり前ですが、カンボジアでは学校が始まってから準備に取り掛かるようです。そんな学校には次週までに年間計画と時間割を提出するように伝えました。きちんと提出されるのでしょうか。
inter_blog_6_012つのモデル校のうちもう一方の学校ではきちんと体育が行われているようでした。
私たちが行った日は体育の授業の日ではなかったのですが私たちが来るということで体力測定の授業を見せてくれました。
体重計がはかりだったり、身長を測るときは壁に数字を書いて教科書を使っていたり、道具がないものはあるもので代用するのがカンボジアです。
 
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上体起こしや反復横跳びは先生によって秒数が違ったり、秒数を数えていなかったりとまだ理解できていない先生がいることがわかりました。
授業終了後には先生方とミーティングを行い、正しい行い方の確認をしました。
このように先生方の体育の授業を見て、良いところ、悪いところのコメントをして授業を改善していくことでより良い体育の授業ができていくと思います。
先生方にはこれから積極的に、良い体育授業づくりをしてほしいと思います。
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