2015年12月6日(日)、第20回アンコールワット国際ハーフマラソン(以下、AWHM)が、75の国と地域から8,539名の参加者(過去最多)を迎え開催されました。21km、10km、3km、車椅子レースのカテゴリーに分かれスタートし、有森裕子代表をはじめ、日本からも多くのランナーが参加しました。
有森代表は今大会の前夜祭で、これまでの業績を称えられ、カンボジア国王よりムニサラポワン・モハー・セレイワット勲章を授与されました。また、今大会では、北京パラリンピック走り幅跳びの銀メダリスト、山本篤さんが、義足10kmの部で優勝されました。山本さんは2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックにも出場する予定。今回は有森代表から誘われて参加され、カンボジアの障害者ランナーと意見交換をされていました。
ハート・オブ・ゴールド(以下、HG)では、日本からスタディツアーとして50名以上が12月4日からカンボジアを訪れ、エイズ撲滅の願いを込めたウォーキングイベント、HGが運営支援をしているニュー・チャイルド・ケア・センター(以下、NCCC)訪問、ランニングクリニックや小学校体育科教育支援の一環である運動会、AWHM等に参加しました。
AWHMは、今年20回目という節目を迎えました。事故や怪我もなく、この大会が継続して、カンボジアの平和を世界に発信していくマラソン大会になっていることを心よりうれしく思います。運営自体はカンボジアオリンピック委員会に移譲していますが、HGは引き続き、側面的なサポートをしていきます。