本年、第2回目を迎えたおかやまマラソンに、カンボジアから腕に障害を持つ2名のランナーを招聘しました。42.195 kmにボン・ホン選手(男性)、4.5kmファンランにスルン・ブンテン選手(女性)。二人は HG が支援しているカンボジア障害者陸上連盟(CDAF)に在籍しており、彼らに国外の大会に参加する機会を提供するため、岡山南ロータリークラブの支援を得て招聘しました。あわせて、カンボジアパラリンピック委員会代表のジー・ヴィスナ氏と、CDAF 事務局のチョーン・ピセイ氏も同行。
 ホン選手の伴走は太田昌宏氏が務めてくれ、無事完走することができました。ブンテン選手はコースを間違えるなどのトラブルがありましたが、かなり上位のタイムでゴールしたようです。岡山在住のカンボジアの方達の応援もあり、両選手とも満足そうでした。
 岡山滞在中は、おかやまマラソンとその関連イベント、コースチェックをはじめ、同ロータリークラブ例会出席や小学校での出前授業、ランプロ(エイコースポーツ)と桃太郎夢クラブの練習会参加、アニモ・ミュージアム(有森裕子記念館)訪問など、さまざまな体験をすることができました。
 パラリンピアンの岡紀彦氏(車椅子卓球)、松永仁志氏(車椅子陸上)との懇親会では、両氏の経験談やアドバイスなどをいただき、とても有意義な時間を過ごし、カンボジアでの再会を約束していました。