1年の半分が雨期であるカンボジアにおいて、雨天体育施設が建設されることにより、学校はより年間計画に沿った体育授業を実施できるようになります。
教育省からの依頼により、ハート・オブ・ゴールド通信でお願いしたところ、藤沢ロータリークラブ様、大光電機様よりご支援をいただき、スヴァイリエン州のバサック中学校に、雨天体育施設を建設することができました。
バサック中学校は、2017年から新しい体育を始めたばかりですが、体力測定を率先して実施したり、自分達で卓球台を作成したり、新しい体育に取り組む姿勢が評価され、建設校となりました。
9月26日には、藤沢ロータリークラブの椋梨兼彰様にスヴァイリエンにお越しいただき、贈呈式を実施いたしました。教育省からもスポーツ総局長のセティチエット氏が出席され、生徒達も200名近くが参加する盛大な式典になりました。式典の後には、早速生徒達がバレーボールをプレーし、「雨が降っても体育・スポーツができるからとてもうれしい」といった声を聞くことができました。
資金が集まれば、今後も2校目、3校目の雨天体育施設の建設を進めたいと思っています。