第13回アンコールワット国際ハーフマラソンが、盛大に開催された翌8日から、7月にできあがったばかりのカンボジア王国小学校体育科学習指導書を用いて、初めての教員に対する指導会が実施されました。
チェイ小学校ほか近隣5校の全6校の小学校教員30名と、教育省からは、将来、ナショナルトレーナーとしてワークショップの指導員となる5名と、日本からは岡山県国際交流推進機構の専門家指導員、HG会員ボランティアを含む33名が参加しました。
講義と実践を組み合わせた授業で、体育の授業になじみがない教員達も、実習では驚くほど高い連動神経で、とても熱心に取り組んでいました。
言薬の壁はあっても、日本からの指導員やボランティアと先生方はとても親しくなり、夜の交流会はとても盛り上がりました。
9日は、前日学んだ指導案をもとに、4、5、6年(1クラス40名)の児童たちに、カンボジアの先生方による、陸上・サッカー・バスケ・バレーの実践授業が行われました。始めての本格的な楽しい体育授業に、運動場いっばいに笑い声と歓声がわき、これから体育の授業が広がっていくことをみな確信しました。
今回の指導会に先立ち、同校の運動場の整備が行われました。(岡山県補助金交付事業)
◎サッカーコート1面
◎バレーボールコート2面
◎バスケットボールコート1面
◎陸上50メートルコース4連
◎陸上砂場(幅・高跳び兼用)1面
◎陸上(小)トラック1連
教育省から参加した5名は、将来ナショナルトレーナーとしてカンボジア全土の先生方を指導されることになるので、熱心に取り組まれました。今後もHGはカンボジアに本格的な保健/体育科授業が浸透するように支援したいと思います。