写真はチェイ小学校「むつみ日本語教室」の子供達のある日の授業風景です。
 時々教室を訪れてくださるお客さんで、いろいろと子供達を激励してくださっています。一緒に会話練習をすることで、子供達は質問に答えたリ、逆に質問したリして大変盛り上がリました。
 「あなたは何になるのが夢ですか?」という質問に対して、

シ:「僕は日本語のガイドになるのが夢です。日本のお客さんにアンコールワットの遺跡を案内したり、カンボジアの村の生活を知ってもらったリしたいですからです。」

トーホー:「私は日本人がしているレストランで働くのが夢です。日本人にいろいろな日本料理を教えてもらったリ、日本のお客さんに日本についていろいろと教えてもらったリして、日本のことをもっと知りたいですからです。」

 チェイ小学校の子供達に日本語を教えだして、今年の6月で3年が終了しようとしています。大きい組の子供達は今、上のような文型練習で学習を進めています。将来の夢を学習した文型を使って言えるようになって来ています。小さい組の子供達(日本語学習歴1年半)も大きい組の子供達に刺激されながら 毎日、日本語を頑張っています。大きい組の子供達がいつも1時間前に来て、小さい組の日本語教室の指導の手伝いをしてくれています。 とてもいい雰囲気で授業が進行しています。

 また、日本の小学校•中学校との国際交流も3年目を迎えました。子供同士の国際交流がかなリ定着してきだしました。その中でも特に、岡山の平福小学校•福島小学校は現地のニーズを聞いた上で、こちらの必要としている手作リ教材を作って支援してくれています。両小学校の子供達が一生懸命に作成して くれた手作リ教材は、遠い国 カンボジアの授業で有効に活用されています。とてもあリがたい支援であり、 子供達もとてもこれらの教材を大切にしています。
 また、宮城県の山下小学校とは子供達が日本語教室の子供達 一人一人に作ってくれたオリジナル便箋を使って 手紙や絵の交換をして交流しています。お互いを思いやりながら子供同士の交流を深めています。これらの支援は両国の子供同士の国際交流であり、子供達ならではの国際交流ですが、カンボジアの子供達にとっては、とてもうれしい支援であったリ、励みになったりしています。毎年 このような国際交流活動をして いる子供達の活動の経緯に関わりながら、子供達同士の交流の素晴らしさにい つも感心させられています。子 供達って、素晴らしいです!!