12月2日(日)、71の国と地域から6,241名の参加者(過去最多)を迎え、開催しました。カテゴリーは、21km、10km、3km、10km義手義足に加え、昨年は洪水の影響のため中止となった21km車椅子のレースも実施できました。毎年ご参加いただいている森脇健児さんを始め、日本からもたくさんのランナーが参加しました。
当日は例年にない暑さの影響もあり、水分補給に苦しむランナーもいましたが、最も懸念されていたスタート時の安全確保についても、スタッフ全員の協力により無事に執り行うことができました。
カンボジア国内からの参加者が定着しているのは、カンボジアでマラソンという競技が理解され、愛されている証です。そして今回も、21kmの3位、10kmの1位と3位にそれぞれカンボジア人が成績上位に入っており、この大会を通じてカンボジアのランナーが着実に育ってきていることが分かります。
参加者からのプレッジとしての寄付金USD19,400は、カンボジア赤十字やハンディキャップ・インターナショナル(障がい者支援)、カンボジア・トラスト(義手義足支援)、また、HGを通じて、カンボジアで支援が必要な人々ために有効に活用されます。
11月30日(金)には、プレイベントとして、日本からのツアー参加者がシェムリアップ州のチェイ小学校、HG睦日本語教室、ニューチャイルドケアセンターの子どもたちと共に、5km、10kmを歩く、アンコールウォーキングを開催しました。5kmを歩いた後には、子どもたちとのレクリエーションも企画し、ツアー参加者と子どもたちは一年に1度の楽しい時間を過ごしました。
【前夜祭】
今年の前夜祭は、幻想的にライトアップされたプラサットバイ遺跡にて開催しました。食事やカンボジアのアプサラダンス、日本の「鼓粋若衆板橋轟太鼓」の和太鼓演技を約500人の参加者が堪能しました。