6月6日から6月8日の3日間、ハート・オブ・ゴールド(以下、HG)に4月から配属されている青年海外協力隊員、渡邉大地さんの模擬授業がありました。

1日目は、ハードルを用いた陸上の授業を教育省関係者に披露しました。

Hardle

実際に授業を受けてもらうことで、ハードルの幅による歩幅のリズムやハードルの高さの間隔を実感してもらいました。

2日目は、マット運動の授業を披露しました。

Mats Exercise

2日目は競技の美しさを表現するマットの授業でした。競争のない競技で生徒の興味を持続させて授業を行っていくことも先生としての大切な技術です。

3日目は、渡邉さんの授業を受けた教育省青年体育スポーツ局の職員自らで授業を組み立て披露しました。

Sattelite

3日目は、教育省青年体育スポーツ局の職員が自ら授業を計画して実施しました。職員が子どもの頃はクメール体操(ラジオ体操のようなもの)等、簡単な授業しか受けていなかっただけに、実際に体育の授業を受け、自分たちで実践することによって、少しずつどのような授業を組み立てることが望ましいのかを理解していくことができます。

模擬授業の前後には、渡邉さんが授業の構成等を説明し、どのような体育科教育がカンボジアにとって適切なのかを全員で考えました。

HGでは、引き続きカンボジアの体育科教育向上及び普及のために事業を展開していきます。