大会テーマ「対人地雷で手足を失った犠牲者・子供たちに愛の義足を」
次の数字は地雷に関係する数字です。何を表しているかわかりますか?
①1億個
②20分に1人
③300円
今、対人地雷は世界の3分の1にあたる64カ国に埋められ、その数は1億個以上。年間2万8千人以上、20分に1人が地雷によって犠牲になっていると言われている。対人地雷1つの値段はなんと300円。今はハイテク地雷よりもむしろ極めて安価なものが主力。「人を殺さない程度に傷つける」ことを目的としたこの対人地雷により、生涯にわたり障害を持ち続ける犠牲者、心に痛手を負ったカンボジアの人々に、何かできる事はないだろうか。
来たる1999年12月5日、恒例の「アンコールワット国際ハーフマラソン’99」と「アンコールワット歩け歩けウォーカーズエイド」が開催される。この大会は、対人地雷犠牲者支援の為のチャリティレース。義足を贈るために、大会エントリー費用は全額寄付される。
1996年に第1回大会が開催され14カ国から661人が参加。以来、第2回大会では17カ国から760人、昨年開催の第3回大会でも18カ国から736人が参加と、過去3回の大会は成功を収めた。
今年も「対人地雷で手足を失った犠牲者・子供たちに愛の義足を!」をテーマに、昨年同様ハート・オブ・ゴールドも大会を後援。世界的な遺跡アンコールワットが周回コースのハーフマラソンの他に、男子10km、女子5km、ファミリー部門(4km)も同時開催され、代表の有森裕子も参加する。(詳細は別紙をご覧ください)