チャイルドケアセンターでは2002年度には新たに4名を受け入れ、 計20名の子どもたちの養教育を行いました。昨年度で定員にすでに達し新規受け入れしない方針を立てていたものの父親による深刻な家庭内暴力にさらされ薬物吸引癖のある男の子を避難所(駆け込み寺)として受け入れる必要性が生じたことから4名を更に受け入れました。ハート・オブ・ゴールドのご支援によリ新規受け入れ者の里親のご支援を頂くほか、すでに満杯の状態にあったセンターの増築のご支援も頂き、子どもたちのセンターでの暮らしは快適なものとなっています。チャイルドケアセンターの増築は無事完了し、 新たに2つの子ども部屋、炊事湯水浴び湯簡易トイレができました。センターを増築したことで、子ども達の居住空間にゆとリができ、 また、水浴び場やトイレなどを設置したことで、思春期を迎える子ども達への精神的メリットが大きいと考えられます。
子ども達の欠点を克月訳するとともにその長所を発見し伸ばすことを目標として生活や活動の計画を行ってきました。 その結果それぞれの子ども達が学校や農場あるいはセンターでの共同生活において適切な役割を分担し協力でぎるようになってきており、これは社会に出る上でもっとも重要な要件と考えら れます。この点センターの子ども達はみな元気で礼儀正しく共同生活における協調性なども備えて成長しており活動は順調に実施された、 と言ってよいと思われます。
自給自足や収入源としては十分ではあリませんが子ども達による野菜作リ/米つくリは予想収量の80%というできでした。豚や家禽、魚の飼育も順調に進み、繁殖が進んで います。
今年は、子どもたちの将来のために、職業訓練準備作業(職業訓練の予備調査等)が進められています。本年度も息の長い温かいご支援をお願いいたします。子ども達は、日本のお父さん、お母さんにとても感謝し、会いたがっています。
※ハート・ペアレントに関心がある方は、 事務局までご運絡ください。資料をお送リいたします。