こんにちは。4月20日からハート・オブ・ゴールド(以下、HG)のアジア事務所に赴任しました西山です。

Svay Rieng

裸足でも元気に段ボールの障害をジャンプするシハヌーク小学校3年生の女の子

4月23日から26日までカンボジアの南東にあるスバイリエンという州の体育授業を視察してきました。HGはJICAの草の根技術協力事業を活用し、スバイリエンを含むカンボジアの5州において「小学校体育科教育振興プロジェクト」を実施しています。

今回は拠点養成校であるシハヌーク小学校とピトゥーヌ小学校、また、州の小学校の教員養成学校を視察してきました。

Svay Rieng

ピトゥーヌ小学校、小学校3年生の授業。「クメール体操」という体操を教えているのですが、ただ実施するだけではなく、他の生徒が実施しているのを見ることによって評価するという視点も教えるようにしています。

各小学校では、日本のような教具がそろわない中、先生方は工夫して、ペットボトルや段ボール箱等を利用して授業を実施していました。子どもたちの中にはサンダルや裸足で授業を受けている子もいましたが、それでも元気に走り回っていました。

Svay Rieng

州教員養成校の授業。15分の講義と45分の実技で構成されていました。

教員養成校では、先生の卵の生徒たちが40度近い暑い中、先生になるために頑張って、授業を受けていました。

HGでは引き続き、カンボジアの小学校の子どもたちがより良い体育の授業を受けられるよう事業を進めていきます。