ハート・オブ・ゴールド(以下、HG)は、4月15日のかすみがうらマラソンにアンコールワット国際ハーフマラソンの成績優秀者2名を招待しました。
そのうちの1人、障がい者ランナーのニョック・キムホー氏のカンボジアでの生活をお伝えします。
キムホー氏ははカンボジア障がい者学生育成協会(Cambodia Disabled Students and Development Organization)という団体で勤務しています。この団体の事務所には20名以上の障がいを抱える方々が在籍しており、キムホー氏はそこで寄付金を集める事業等を行っています。彼自身もこの団体事務所に生活しており、日々ほかの学生と生活をともにしています。ランニングの練習は毎週土日および祝日にオリンピック・スタジアムで練習しているということでした。
彼の奥さんも手に障がいを抱えており、この事務所に一緒に住んでいます。今は5カ月になる息子さんとともに、皆さんの生活を支えるため、日々プロジェクトの申請書等を作成しているとのことでした。
障がい者が就職することが難しいカンボジア社会で、1人でも多くの障がい者が勉強できる環境、仕事を探すことができる環境を整えることができるよう、キムホー氏は頑張っています。