みなさま、ご覧になられましたでしょうか?
11月17日はプノンペンにあるオリンピックスタジアムで2018FIFAワールドカップロシアアジア2次予選カンボジアvs日本の試合が行われました。
私はもちろんスタジアムに足を運びました。
試合開始2時間前くらいに会場に着きましたがすでにたくさんの人で埋まっていました。
カンボジアでサッカーはとても人気なスポーツであり、親日国家でもあるためカンボジア人もこの日をとても楽しみにしていたと思います。
とくに本田選手は大人気で、名前が呼ばれたとき、交代で入ったとき、ゴールを決めたときなんかは自分の国の選手だと思っているのではないかと思うくらいカンボジア人も拍手をして喜んでいました。
私は会場にいながら、約30年前にこの光景が想像できたのだろうかと思いました。
ポルポト政権下におけるカンボジアではスポーツを楽しむということができなかったと思います。
ですが今現在こうして5万人もの人々がスタジアムに足を運び、単純にスポーツを楽しんでいる様子を見て、過去のつらい経験を乗り越え、立ち上がるカンボジア人の姿を感じ、感動しました。ポルポト時代を経験していない若者がほとんどなのかもしれませんが国としては確実に前進していると感じています。
スポーツは人々を豊かにし、国をも豊かにすると思っています。
弊会の理念にもあるようにスポーツを通じて国境、人種、ハンディキャップを越えて希望と勇気の共有を実現し、より豊かな国になることを願っています。