岡山県「岡山発国際貢献活動推進事業」プロジェクト・オフィサー 井上恭子
現地活動:12月19~29日 バッタンバン、シェムリアップ

本事業は、グローバルな視点に加え、国際貢献の素養も併せ持った人材を育成することを目的とし、当該補助金の対象となる岡山県内の大学生に国際協力の現場での実体験の機会を提供するものです。具体的には、課題解決の参加型と、学生自らが課題を形成し活動を企画・実施する企画型の2つのプロジェクトに分かれました。
13名の大学生、院生が参加し、参加型は、(1)運動会の運営補助(運営そのものではなく「参加者が楽しめる運動会」)と(2)浄水器設置校での手洗い指導を、企画型は、NCCCやチェイ小学校で、ペットボトルロケット実験や料理、ダンス、工作などの趣向を凝らした11の活動を行いました。約1ヶ月半の準備期間に、カンボジアの歴史や現状を学び、プロジェクト毎に準備を行うなかで、現地では道具や場所など環境が十分ではないことに戸惑いながらも、気付きの多い、「支援」についてより深く考える機会となりました。