以前も日本の学校などの支援によりマットを作成し、カンボジアの小学校に贈呈した記事を書きましたが、今年も支援をいただきましたので、現在またさらにマットを作成しています。

今回はその作成の様子を詳しくご紹介したいと思います。
inter_blog_23_01inter_blog_23_02inter_blog_23_03まずはお店でスポンジやカバーを購入します。
スポンジとカバーを適当な大きさに切り、接着剤でくっつけます。
その後、支援者様の名前やハート・オブ・ゴールドのロゴをプリントした一番外側のカバーを業者に作成してもらい、スポンジを中に入れます。
inter_blog_23_04スポンジを中に入れるときに力を入れすぎてカバーが破れてしまうというハプニングも発生しましたが、修理のお願いをしてなんとか出張までに6枚のマット作成を終えました。
これらのマットは現在来ているバッタンバン州地域評価にてバッタンバン州、コンポンチュナン州、バンテイミンチェイ州の小学校教員養成校に配りました。
inter_blog_23_05私はカンボジアにきて体育の道具はなんでも作れるということを学びました。先日のクラチェ州地域評価の記事にも書いたように、ハードルをパイプで作ったり、バスケットボールのゴールもカゴと木の棒をくっつけたり、コーンを紙で作ったりとカンボジアの体育は様々なアイディアで溢れています。
なんでも日本から道具を寄付する前に、自分たちで作れないだろうかということを一度考える必要があると感じました。それがカンボジアオリジナルの体育になっていくと思います。作り方を知らなかったり、アイディアを持っていない学校には他の学校がどのようにして道具を作っているかということをシェアしています。
マットはこれからあと30枚くらい作る予定です。マットの作り方も伝授していけたら良いなと思います。
また、マットの贈呈については詳しくご報告させていただきます。