有森代表は、アンコールワット国際ハーフマラソンを無事に終えた翌12月4日、プノンペンにおいて、在カンボジア日本大使館、NGO、JICA、カンボジア日本人商工会が一堂に会するENJJ(各団体の英語名の頭文字)全体会議において、基調講演を行いました。
約80名が出席した本会議で、アンコールワット国際ハーフマラソンに最初に参加したきっかけや、ハート・オブ・ゴールドの立ち上げに至ったいきさつ、国際協力活動を通して深まったカンボジアの地雷被災者や子ども達への想いを語りました。
そして、カンボジアに滞在する日本人関係者を中心とする会場の聴衆に、同じスポーツという分野で活動する企業や団体がそれぞれ効率良く連携することでカンボジアに貢献していけることを強く訴えました。また、HG東南アジア事務所長の西山もこの会議で、カンボジアにおいてなぜ体育科教育支援が必要なのかを、ユネスコの「体育・身体活動・スポーツに関する国際憲章」の中で体育が基本的な人権であると記載されていることや、教育システムの中で体育科がカンボジアの将来を担う人材を育てることに繋がるようになっていること等を説明し、ただ単に体育を教えるだけでなく、良質の体育を教えていく必要があることを説明しました。