9月15日にカンボジア教育省担当者執筆の中学校体育科指導書のドラフト初稿が出来上がりました。
現場の意見を聞いてよりわかりやすい指導書にするために、10月25日から27日に、プノンペンの3つの中学校の体育科教員を対象としたワークショップを開催しました。参加した先生達からは、単元計画の作成の仕方が難しいとか、ボカタオと呼ばれるカンボジアの伝統武道が難しいといった様々なコメントが出ました。続いて、11月22日から24日には、バッタンバン州でワークショップを実施し、リズム運動、バスケットボール、卓球の3種目について説明しました。教育省の担当者は、岡山市の中学校で実践されていた、限られた授業時間内で生徒に効率的に運動してもらうための指導法を取り入れる等、本邦研修で学んだことを早速活かしていました。
来年9月の完成を目指して、これからも現場の先生の意見を聞きながら、より良い指導書を作成して行きます。