NCCCの子ども達も通っているチェイ小学校とハート・オブ・ゴールド(HG)は、1998年よりスタディツアーや教材・スポーツ用具などの支援、日本語教室開設、歯科検診などで交流を深めてきました。HG設立20周年の今年は、スタディツアーの皆さまを招いて「チェイ小学校まつり」と銘打って、初めての運動会を開催しました。
11月30日の開催当日は、午前・午後の2部制のうち午前部に通う幼稚園児から小学6年生までの児童約400人と、教員、保護者、ツアー参加者が、学年ごとに4組(赤、青、緑、黄)に分かれて競技の得点を競いました。
開会式の後、最初は幼稚園の「障害物競走」。2つの椅子の間に張ったひもを潜り、カラーコーンの間をジグザグ走り。1年生は「シュートゲーム」。カラーコーンのゴールにシュート!2年生は「玉入れ」。3年生は「綱渡り」。綱代わりにレンガ上に渡した細い板の上をバランスよく渡ります。4年生は向き合ってトスとキャッチの回数を競う「バレーボールトス」。5年生は4組総当りの「綱引き」。6年生の「バトンリレー競争」ではショートカットをするルール違反があり、有森代表から「スポーツはルールを守らないと競技になりません」と注意を受け、やり直し。子ども達はルールの大切さを学びました。フィナーレは全員で「クメールダンス」を踊りました。
閉会式では順位が発表され、学校にボールを贈呈し、全員で記念写真を撮りました。
今回は学校にとって初めての運動会で準備は万全とは言えませんでしたが、日本からの皆さんが、競技だけでなく、ゴールキーパーや球拾い、玉入れのかご持ちなどに参加してくださり、楽しく思い出深い運動会となりました。