2000年のシドニーオリンピックをテレビで見ていました。この時、私、ローレン・モラーは45歳でした。私がオ リンピックヘ最初に出場した時から、なんと20年が経っています。選手団が各国の公式コニホームを着て、開会式で行進しているのを見た時、胸が張り裂けそうになりました。その思いが高まった時、陣痛が始まりました。テレ ビを見ている時に、私の赤ちゃんが生まれそうになったんです!
その2日後の9月17日、ジャスミン・テーヤ・モラー・スミスは生まれました。9ポンド(=4080 g)の元気な女の子です。私はこの赤ちゃんに「私のオリンピック・ベビー」と囁きました。その時私は「私の金メダルをとうとう手に入れたわ」と思ったのです。
現在、私は母親として忙しい日々を過ごしています。でも、まだ12人の様々なしベルの陸上選手のコーチも続けています。選手たちにも、私が持っているハート・オブ・ゴールド(心の金メダル)で関わっていこうと思っています。
これからも母親になってますます人 々を助けたいと思うようになりました。私の心の扉は広く開け放たれたのです。
「My heart is open」