12月25日、26日とバッタンバン州の4つの小学校(チアシム小学校、アンロンベル小学校、プノンサンパブ小学校、ミタピアップ小学校)で運動会が行われました。
今回は前回の「バッタンバン州運動会モニタリング」の記事に書いたように20日から岡山大学講師の原先生、岡山市教育委員会の方、岡山大学の学生13名、本部スタッフ、東南アジア事務所スタッフ、カンボジア教育省ナショナルトレーナーが入り、運動会の開催支援を行いました。それぞれグループに分かれて担当の学校の運動会当日までをサポートします。
私はミタピアップ小学校に入りました。
ここの小学校はHGの体育科教育支援事業のモデル校ではなく、普段体育の授業もきちんと行えていない学校でした。運動会の練習を見に行ってみると、やはりうまくいっていない様子でした。先生は子どもたちをコントロールできていなく、子どもたちはあちこちにいってしまっています。
しかし、ナショナルトレーナーや原先生やHGスタッフのアドバイスのもと学校の先生方と協議を重ね、本番までになんとかかたちになる運動会ができそう!と思えるところまできました。学生は得点板作りや飾り付けなどを行い、ミーティングでもナショナルトレーナーと話し合いながら本番までサポートしてくれました。
そして、ドキドキの本番でしたが、無事に成功に終わることができました。子どもたちは何よりも楽しそうにしていて、見ていて参加したくなるような、そんな運動会でした。
今回は初めての運動会ということもあり、本番もナショナルトレーナーや学生が用具の準備や進行などサポートしていましたが来年からは学校の先生たちだけで運動会を開催できるようにし、また普段の体育の授業もしっかり行ってほしいと思いました。
他の3校の学校の運動会も成功に終わりました。
今後も継続して開催してほしいと思います。