活動概要

globaled2008-4

支援学校の名前が書かれているプレート

学校が取り組んでいる総合的な学習や、国際理解教育、ボランティア教育などに協力する。子ども達が、世界の現状(貧困・環境・平和など)に目を向け、グローバルな視点から、国際理解(異文化理解)を深めると共に、自分理解の助けとなるような活動とする。学習方法は、講演、IT機器による交流(メール、スカイプ、ミクシィなどを利用)ビデオ、文通、カンボジアの留学生などの話を聞く、現地を訪問するなど、できる限りの手立てを利用。そして途上国の人々と直接交流した中で、異文化の人々の生き方、考え方を知ることにより、自分達の現状を理解する。

  • 1) 施設支援
    • チェイ小学校スポーツ施設支援(サッカー、バスケ、バレーコート、砂場、200mトラック他、ボール、縄跳び、など)
    • globaled2008-1チェイ小学校門柱新設
  • 2) 物資支援
    • バリアフリー教育ネットワーク(大阪教育大学付属天王寺中学校他)は、車いす80台を寄贈
    • 教材作成・文房具他支援(福島小学校、三門小学校、琴浦東小学校、牧石小学校、津島小学校、御津中学校、石井中学校
  • 3) globaled2008-3交流支援
    • 岡山学芸館高校
    • 岡山県主催高校生ボランティアツアー
  • 4) 現地ボランティア活動
    • おかやま山陽高校インターアクトクラブでは、チェイ小学校の屋外ハウス施設建設・防球ネット張りなどを行った。

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担当者

チェイ小学校日本語教師桧尾睦、HG代表有森裕子、HG顧問、HGスタッフ(アジア事務所、本部事務局)、大学生

成 果

日本の児童・生徒にとっては、直接途上国に関わる事で与えられる影響は大きなものがあった。自分と同じ海の向こうに友達ができ、初めはかわいそう!からはじまった学習は、その人たちの明るく強い生き方に触れ、尊敬ともいえる気持ちが芽生え、生きる力を与えられた学習となった。貧困、環境、食料、人権、平和などが、どれもつながりをもっている関係している事を感じ、未来に向けて小さな事でも何かを変えていく事ができることを実感し、広げていく事ができた。今年はHGの10周年を記念して、協力学校の力を集め、チェイ小学校の教育環境の整備ができ、高校生の直接の現地訪問により、交流が一層深まった。

対象者および人数

総計 日本約500人 カンボジア約100人

関係学校:

(1)岡山市立平福小学校 (2)岡山市立福島小学校 (3)岡山市立牧石小学校 (4)岡山市立芳明小学校 (5)倉敷市立琴浦東小学校 (6)岡山市立野谷小学校 (7)岡山市立三門小学校 (8)岡山市立石井中学校 (9)岡山市立御津中学校 (10)大阪教育大学附属天王寺中学校 (11)岡山私立岡山学芸館高校 (12)おかやま山陽高校 (13)カンボジアチェイ小学校 (14)カンボジアチャイルドケアーセンター (15)雀の学校 (16) その他大学

今後の計画

引き続きカンボジアの留学生を日本の高校に留学させたい。また、カンボジアから日本に招待する地雷被災者や障がい者もできる範囲で学校訪問をして、直接顔の見える交流の機会を増やしたい。日本の高校生現地訪問を継続して受け入れ、交流を深めたい。

助成団体

岡山ESD協議会