NCCCは10月末に新しく4人の兄弟が入り18人となりました。父親を不慮の事故で亡くし、上の子は下の子の面倒をみるために学校に通えていない状況でした。子ども達はNCCCにきて約2か月みんなと生活し、初めておなかいっぱいご飯を食べ、元気に学校へ通っています。
6月には高野山からお坊様二人が来訪くださり、法話をいただきました。
今年も(公財)日本国際協力財団の助成により、環境整備やスタッフの育成活動ができています。7月に食堂の改修工事を行い、明るく広く、風も通るようになり、会話を楽しみながら食事をとることが出来るようになりました。また、台所も清潔で広くなり、大勢で一緒に調理することができます。
日本の学校とのスカイプを通じた顔の見える交流により、日本とカンボジアの子ども達の絆が深まりつつあります。
11月末のHGスタディツアーでウオーキング大会に参加し、12月には岡山学芸館高校のみなさんが2班に分かれて来訪されました。
HGスタディツアーでは、センターで初めての消火訓練が行われ、消火器の使い方について学びました。子ども達は、日本の消防士の動きに食い入るように見入っていました。
岡山学芸館高校のみなさんがジェトロファの木(100本)を植えて生垣を作ってくれました。この生垣が双方の友情の証として育つのを楽しみにしています。
子ども達は日本のみなさんからの支援による環境整備と温かい交流や励ましのなかで日々成長しています。