私の夢は、子ども達が健康で、可能性のある人生を歩むことができ、人々が平和に暮らし、経済成長を遂げることで、地方も豊かになっていくことです。
以前のカンボジアでの体育は手足を動かすだけの体操でしかありませんでした。今では学習指導要領、指導書が整備され、体系だった体育を教えられるようになりました。すべての学校への導入が課題になっていますが、確実に発展しています。
HGは特に、DPESS(学校体育スポーツ局)及びNIPES(国立体育スポーツ研究所)の人材育成を長期にわたり行っており、質の高い教員が育ってきています。体育科教育事業は、しっかりと成果を出してきています。
子ども達は、体育授業を通じて、健康や規律、態度や知識を学ぶことができます。それらを学んだ子ども達が、国の発展に貢献できると考えています。
2023年にカンボジアで「東南アジア大会」が開催されますが、スポーツの価値が改めて見直されています。いくつかの個人スポーツ、陸上などは体育の中で取り組まれています。いろいろなスポーツに子ども達が取り組むことによって、スポーツ環境も整いつつあります。
スポーツ総局長として、HG、日本政府に感謝し、カンボジアの国の発展に協力いただけていることを大変うれしく思います。特に体育に関しては、大きく成長することができ、とても価値のある支援をいただいていることに、心より重ねて感謝申し上げます。