12月7日、シェムリアップのワット・チョーク小学校にて、同国教育・青年・スポーツ省(MoEYS)学校体育スポーツ局(DPESS)とHGが協力して、政府主導の運動会を開催しました。
 これまでにDPESSの体育担当官(ナショナル・トレーナー、以下NT)の研修受け入れを行なってきた岡山大学教育学部、岡山県、岡山市、玉野市の協力を得て、体育専門家が現地で指導を行い、当該校の教職員や児童らとともに、カンボジアオリジナルの運動会を実現させることができました。(※体育専門家は、岡山大学教育学部原祐一氏、岡山市教育委員会友末修三氏、玉野市立山田小学校大倉尚志氏の3名)また、NTが中心となり運動会のマニュアルを作成し、今後、「みんなでスポーツ文化を楽しむ」「体育授業の成果を図る」「地域とのつながり」を目的とした運動会をカンボジア国内に広めていきます。
 2011年、岡山での研修時に見た運動会を、是非カンボジアで自分たちの力で開催したいと、NTとともに熱望したHG東南アジア事務所スタッフのケオ・ソチェトラは、今回の事業でプロジェクトリーダーを務めました。